「ぎふ梅まつり」は、地域の皆様方に支えられまして、今年で72回目を迎えました。
梅林公園は岐阜の中心市街地の近くの身近な公園として、四季を通して親しまれてきております。園内には多くの梅の木が植えられ、春先には見事な花をつけます。この公園は、1872年(明治5年) - 篠田祐助氏が私有地を公園として整備、1881年(明治14年) - 篠ヶ谷園として一般に開放されるようになりました。1948年(昭和23年) には、 篠田祐助がこの地域を岐阜市に委譲し、都市公園として整備されて現在に至っています。
「ぎふ梅まつり」はこれまでの歴史の中で、岐阜市が主催したり、あるいは開催されなかったこともありましたが、近年、地元の有志によって実行委員会が結成され毎年開催されるようになりました。この実行委員会は、職種や役職等に関係なく、だれでも参加できる組織として確立されました。2010年には正式に「実行委員会規約」も策定され、現在に至っております。「ぎふ梅まつり」は、地域だけの行事ではなく、岐阜市の貴重な財産としての梅林公園の行事として、地元の自治会連合会組織や行政の担当者の皆様方とも手を携えて開催できるようになってきております。
「ぎふ梅まつり」実行委員会は、このように地元の住民を中心とした自由参加の組織として、有志によって組織されております。運営に係わる予算は、主として地元の企業、団体、店舗、個人の皆様方からの暖かな協賛金で賄われております。第70回ぎふ梅まつりを開催するにあたりまして、改めまして厚く御礼申し上げます。
一昨年、梅林公園開園150周年、「ぎふ梅まつり」70回記念としまして、岐阜市(公園整備課)の全面的なご協力のもとに、開園以来初めての試みとして、梅の花の「ライトアップ」が始まりました。今年も引き続き「ライトアップ」を行わせていただきます。JR岐阜駅から金公園、柳ヶ瀬に至る「イルミネーション」に併せて、梅の花の「ライトアップ」をお楽しみいただけます。2日間の「ぎふ梅まつり」開催と併せて、岐阜の街を満喫いただけます。
今年も実行委員一同、ぎふ梅まつりの成功に向けて頑張りたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
「第72回ぎふ梅まつり」実行委員会 一同
実行委員長 堀田康明